イタリアワインで毎日ハッピーライフ!

Vol.14 年末のご挨拶・手作り餃子でマリアージュ

ソムリエもっちーこと望月です。
今年も残すところあとわずかとなりました。
本年も弊社レアーレカンティーナのワインをご愛顧・ご愛飲いただきありがとうございました。

今年は新米営業のひとみん(伊藤)が新たに加わり、さらに賑やかになりました。また、数年ぶりにワイン試飲会も開催することでき、コロナ禍で厳しい状況のなか変わらずお付き合いいただいているお客様へ感謝の一年となりました。

来年もより多くのお客様に弊社のワインの魅力を届けられるよう社員一同邁進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


さて、年の瀬も迫りお忙しいことと思いますが、ここらで少し息抜きしませんか?

今回の当ブログテーマは「手作り餃子マリアージュ」!
やはり餃子に合うお酒は「ビール」が定説か!?
それとも他に合うお酒はないのか?と実際に手作り餃子と合わせて確かめました!

とその前に。。私が包んだ餃子を見てください...!

餃子いかがでしょう?子供のころから包んでいたので、包みには自信があります。

それではさっそく、絶対王者とされるビールから。。

餃子とビールやはり最強のコンビですね!たしかにマリアージュしています!
ビールのほろ苦さと炭酸が、餃子の脂っこさを程よくすっきりさせてくれます。

お次は「レモンサワー」。

これは好みだと思いますが、レモンサワーは餃子と合わせて飲むより単体のほうが美味しいと感じました。ビールほど泡や苦みが少ない分、餃子の脂分が流しきれないのかもしれません。

それから、スコッチウイスキーの「ハイボール」。

餃子よりもウイスキーの風味を強く感じ、こちらはマリアージュしませんでした。。


そして最後に餃子とワイン。

まずは赤ワイン。

用意したのは、デリボリの「ヴァルポリチェッラ リパッソ クラシコ スペリオーレ 2017」。
リパッソ(呼び戻し)というこの地方特有の造り方で、アマローネ(陰干ししたブドウで造られる高級ワイン)で使ったブドウを翌年のヴァルポリチェッラに漬け込んで再発酵させるという大変手間のかかる赤ワインです。

餃子との相性は。。

餃子と赤ワイン酸味や力強い渋みやスパイシーな余韻が、餃子にやや勝りました。
もしかしたら主張しすぎない柔らかい味わいの赤ワインのほうが餃子に合う気がします。
あとは中の具を工夫したり、揚げ餃子にするとまた味の感じ方も変わるでしょうね。

お次は白ワイン。

こちらも同じくデリボリの「ソアヴェ クラシコ2020です。

ガルガネーガ種で造られる辛口の白ワインですが、癖も少なく幅広い料理と合わせられる万能ワインです。

さて、餃子との相性は?

餃子と白ワイン豚肉のジューシーさとワインのほんのりとした甘味が、互いの味わいを引き立て、餃子と白ワインは意外にも合うと思いました。
餃子には基本、ニラや青菜が入るので草のような青っぽさを感じるソーヴィニヨン種の白ワインですと、より相性が良くなるかもしれません。

今回餃子とワインを試してみて赤・白、どちらも決して餃子に合わないお酒ではないことが分かりました!
餃子に合うワインをさらに探っていくのも面白そうですね〜。

また今回あえて試さなかったスパークリングワインも、ビールと餃子の原理を参考にすれば、相性は悪くないことはほぼ間違いないでしょう!

餃子に合いそうなスパークリングワインがこちら!


オルネッラ・モロン / プロセッコ ブリュット(スパークリングワイン)

フレッシュで活き活きとして泡立ちと様々なフルーツのニュアンスが楽しいスパークリング。
酸味と泡の風味を兼ね備え、爽やかな酸味とドライな飲み口が特徴のスパークリングワインです。
よく冷やしてお楽しみください!


とはいえ、やっぱり餃子には「ビール」が定説ですね!(笑)

 

来年もお酒はほどほどに楽しみながら、皆様にとって素晴らしい年でありますように!

それではよいお年を〜!